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「ざわつきという純度の高い手がかりを撮りため、認識へと導いている」という高島の想いが結晶された写真展となります。新たな表現を含めた新作を中心に展示予定。是非、ご来観下さい。 ステートメント ------------ 世界の存在に確信を見いだせない。自分自身を認識することもできず曖昧性、不安に包まれる。しかしその中でそれらを感じない瞬間がある。その瞬間を「ざわつき」と私は呼んでいる。対象に関係なく、突然ざわつきに包まれる。その一瞬を本来の様態に限りなく近い状態で撮り溜めることで認識に近づいていけると思い、写真を手段にして蓄積させている。終っていくそれらが内と外との対面へと導く。そうやって世界のパズルを完成させようとしている。そのような思いのもと、私は写真を撮っている。また、自分の写真が誰かの内に存在する世界の一枚になることができれば、それは自己の認識の大きな手がかりとなる。しかしながら完成はしないとも思う。だからこそ撮っていくのです。 - 高島空太