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アートウィーク東京2024

KEN NAKAHASHIは、11月7日から10日まで開催されるアートウィーク東京に参加いたします。

【ギャラリープログラム】

原田裕規「残照」

原田裕規は、とるにたらない視覚文化をモチーフに、テクノロジーやパフォーマンスを用いて作品を制作してきた。今展では、原田にとって初めての取り組みとなる平面作品のシリーズ「ドリームスケープ」が発表される。同シリーズは、2020年頃より世界的に流行しているデジタル風景表現の潮流「ドリームスケープ」に着想を得たもの。非現実的な静寂感、安心感、無菌室感などに象徴されるドリームスケープの表現を、原田は「現代の世界情勢や地球環境を反映した風景画」であるとしている。こうした視点に立ってつくられた原田のドリームスケープ・シリーズより、本展ではハワイ・マウイ島のラハイナが題材になった《ホーム・ポート》と、原田の出身地・岩国の山々が描かれた新作の《残照》が発表される。

  • 会場: 新宿のKEN NAKAHASHI(バス停: D4)
  • 「アートウィーク東京」開催中の開廊日時: 11月5日(火)-11月10日(日) 10:00-20:00 
  • 会期:2024年10月26日(土)-11月21日(木)
  • 入場無料
  • 開廊日時:火ー土 13:00-20:00
  • 休廊: 日・月
  • オープニング:10月26日(土)18:00–20:00
  • 詳細: https://kennakahashi.net/ja/exhibitions/afterglow

【AWT FOCUS】

AWT FOCUS「大地と風と火と:アジアから想像する未来」

監修: 片岡真実

AWTFOCUSは、美術館での作品鑑賞とギャラリーでの作品購入というふたつの体験を掛け合わせた「買える展覧会」です。展示は毎年異なるテーマのもとでキュレーションされ、出展作品はすべて購入できます。第2回となる2024年の監修を務めるのは、森美術館館長であり国立アートリサーチセンター長も兼任する片岡真実。「大地と風と火と:アジアから想像する未来」と題し、政治や経済など人為的な分類や力による統治ではなく、自然の摂理や不可視のエネルギーといった観点から世界を見つめるアジア的世界観を起点に、多様性が共存する未来を考えます。

KEN NAKAHASHIからは原田裕規のヴィデオ《Waiting for》(2021年)が展示されます。


  • 大倉集古館
  • (バス停:C1、E1、F1)
  • 11月7日(木) —11月10日(日)、10時–18時
  • 詳細: https://www.artweektokyo.com/focus/
  • チケット制: https://awtfocus2024.peatix.com/