Exhibitions

 

2017年2月10日(金)より3月17日(金)までKEN NAKAHASHIにおいて、ドイツ・ライプツィヒ在住のアーティスト、エリック・スワーズによる個展「筋」を開催いたします。

エリック・スワーズは1988年ドイツ・ライプツィヒ生まれ。ブルグ・ギービヒィンシュタイン美術デザイン大学にてヨッヘン・プロクシュテースに学び、2016年に卒業しました。また、 2013年9月から2014年2月まで東京芸術大学油絵科のO JUN 研究室にて留学していました。現在は、旧紡績工場シュピネライ・ライプツィヒにアトリエを構え制作しています。

ネオ・ラオホを代表とする新ライプツィヒ派の系譜を継ぎながらも、斬新な発想でオイルペインティングを始め、版画、彫刻など多岐にわたり作品を発表してきています。 「過去の現在の未来の自分」、 「国家や政府などの権威と個人との関係」や「自然と人間とのつながり」などについてダイナミックな半具象画を描きます。

最近の作品の多くは、白いキャンバス生地にごく限られた淡い色彩の不透明水彩グワッシュと油彩で描いています。意識を働かして塗り重ね、気の済むまで描き込む事を敢えて行わず、 思いがけない筆の動きをそのまま残し、 ありのままの姿を形に残そうとしています。
KEN NAKAHASHIでの1年半ぶり3回目の個展となる本展「筋」では新作のペインティングを発表します。

また2017年3月17日から19日まで開催されるアートフェア東京においても、エリック・スワーズをワンマンショー形式にて紹介いたします。



The Artist

エリック・スワーズ

エリック・スワーズは、ブルグ・ギービヒュンシュタイン美術デザイン学校にて、プロクシュテースに師事し、2016年にディプロマ課程を修了。2013年から14年にかけて東京芸術大学にてO JUNにも学んだ気鋭作家です。

これまで、新ライプツィヒ派の超現実主義的絵画や、キリコなどの形而上絵画を彷彿とさせる、幾何学的なランドスケープを鮮明な色彩で画面いっぱいに描いていたスワーズ。プロクシュテースとの師弟関係の中で制作を続ける過程で、近年では水墨画を彷彿とするようなミニマルな要素が特徴となってきました。ジェッソと不透明水彩グワッシュを何層にも重ねて作り出された素地に、濃紺の薄い油絵の具で敢えて塗り重ねず、筆を運ぶときの勢いの強弱や、かすれを活かした渇筆の線で作り出されるスワーズの作品は一瞬の絵画とも言えます。古典絵画が印刷されたカタログ、インターネット上のイメージなどを創造の源に、あえてはっきりとした正面性をつくらず、様々な方向に視点を導く広がりを持ったイメージを描き出しています。

2017年ライプツィヒGalerie Kleindienstでのグループ展、2016年ライプツィヒSpinnerei Archiv massivでの個展、2013年JIKKAギャラリーでの個展、またKEN NAKAHASHIでは2017年アートフェア東京でのソロプロジェクトの他、これまでに2014年・15年・17年と3度の個展を開催しています。