Exhibitions

 

KEN NAKAHASHIではこの度、10月19日(金)から11月10日(土)まで、3度目となる井原信次による個展「MEYOU」を開催いたします。

他の人が何を見てどんな生活をしているのか、自分に見えないものが見えるとしたら、どれだけ世界が広がるのだろうか。

親しい友人や愛する人、自画像など、男性像を描いてきた井原信次。マイノリティであることによって社会やコミュニティーから井原自身が感じてきた孤独感は、他者ともっと繋がりたいという作品制作の根源となっています。

本展で発表するMEYOUシリーズは、自己(ME)と他者(YOU)の距離を近づけようと、SNS上で交換される画像を元に制作されています。インターネット上でランダムに知り合った、名前も住んでいる場所も知らない人たちが描かれています。メッセージやポートレイトなどのやりとりから派生する、新たな発見や変化、他者の思考や視点を共有し、それらを拠り所として精密なペインティングに再構成しています。

多様な価値観やシステムがある社会の中で生きている私たちは、どのように「他人」と接続し、あるいは、何によって隔てられているのか。さまざまな文化や歴史、自らが描く世界、他者との関係性の中に存在する自己を、井原はやさしく見つめます。是非ご高覧ください。

The Artist

井原信次

Bio

1987年福岡県生まれ。2012年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究室修了。広島在住。

自画像や身近な存在を描いたLIFEシリーズの他、作家の故郷である福岡の祭、博多祇園山笠を題材にしたMATSURIシリーズ、画家の諏訪敦をモデルに描いたSシリーズなどを発表してきています。

主な展覧会に「新進芸術家選抜展 FAUSS」(3331 Arts Chiyoda/東京 2018)、「博多祇園山笠男絵図」(旧matchbaco/東京 2016)、「RENDEZVOUS」(旧matchbaco/東京 2015)などがあります。広島私立大学芸術資料館やルチアーノ・ベネトンコレクションなどに作品が収蔵されています。

book

  • 「RENDEZVOUS」matchbaco発行、2015年


SELECTED WORKS