Exhibitions

 

KEN NAKAHASHIではこの度、5月10日(木)から6月16日(土)まで、大垣美穂子による1年ぶり2度目の個展「Defining Moment」を開催いたします。

生、死、そして再生をテーマに、大垣が制作し続けている銀河のような光を放つ人物をかたどった彫刻「Milky Way」シリーズの新作3点を発表します。

大垣の作品は、国籍や年齢の境界を超えて、人間についての普遍的なテーマである 「生」と「死」について静かに力強く語りかけてきます。 FRPで作られた人間の形をした像から無数の小さな光が放たれ宇宙のようになる展示空間へ足を踏み入れると、異世界へと迷い込み、時を忘れた感覚の中で言葉を失うような幻想、”生と死の銀河”に包まれます。命と死は明滅を繰り返し、私たち人間は自然や宇宙と繋がって循環しているのだということに気づかされ、そして生きる希望へと観るものを深くゆっくりと沈潜させていきます。

今回の展覧会では、生まれたばかりの知人の子供や、友人の青年をモデルにした初の試みの作品に加え、アンティークショップで見つけた木製の椅子に座っている老婆の作品を発表します。

◆展覧会概要◆

  • 名称:「Defining Moment」
  • 作家:大垣美穂子
  • 会期:2018年5月10日(木)~ 6月12日(土)
  • オープニングレセプション:5月12日(土)18:00 ~ 21:00
  • 会場:KEN NAKAHASHI (東京都新宿区新宿3-1-32 新宿ビル2号館5階)
  • 休廊日:日・月
  • 時間:13:00 ~ 21:00
  • アクセス:新宿三丁目駅徒歩2分


The Artist

大垣美穂子

bio

1973年富山県生まれ。1995年に愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻を卒業し、1996年からドイツ国立デュッセルドルフ・クンストアカデミーに留学。2004年に同大学を卒業し14年間ドイツで活動した後、2010年にその拠点を日本に移しました。これまでデュッセルドルフ、ニューヨーク、京都、東京など国内外にて数多くの展覧会を開催。2003年、ノルトライン・ヴェストファーレン州のミュージアム・バーデンで行われた展覧会「57回ベルギッシェ・クンスト・アウスステールング」にてオーディエンス賞を受賞。2018年は、KEN NAKAHASHIでの個展に続き、ドイツ、スペインでの個展を開催予定です。その作品は、国内外の個人コレクターに多数所蔵されています。

立体、インスタレーション、ドローイングなどで、 「生」や「死」をテーマに国内外で作品を発表しています。無数の穴があけられ、銀河のような光を放つ年老いた人物をかたどった立体《Milky Way》シリーズ、メルセデス・ベンツを解体し無数のビーズで装飾し、 かつて日本で多用されていた宮型霊柩車に仕立てたものの内部に鑑賞者が「死体」として身を横たえる《before the beginning – after the end》といった作品、 また自身の身体をモチーフに「生きていることの実感」と「死を思うこと(メメントモリ)」の確認作業とも言える、 無数の点が画面を覆い尽くすように描かれたドローイング《Star Tale》シリーズなど、死や老いといった概念をダイナミックかつ壮麗に表現してます。

book

  • 「大垣美穂子 WHO」発行・編集・デザイン 杉原州志、2013年

MEDIA