Exhibitions

 

KEN NAKAHASHIでは2017年1月13日(金)から2月4日(土)まで、10名のギャラリーアーティスによるグループ展「Star Tale」を開催します。

参加作家

井田幸昌、井原信次、海老原靖、エリック・スワーズ(Erik Swars)、大垣美穂子、サブリナ・ホーラク(Sabrina Horak)、サンドリヨン・ベランジェ(Cendrillon Belanger)、高島空太、松下まり子、任航(レン・ハン / Ren Hang)

Exhibiting Artists

サンドリオン・ベランジェ

BIO

1972年カナダ・モントリオール生まれ。1990年からパリに在住。パリ国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)でトニー・ブラウンやジャン=リュック・ヴィルムートから彫刻とメディアアートを学び、1998年卒業。

ベランジェは20年以上にわたって、”女性らしさ”と女性である事との関係性を探求してきました。これまでに、ヨーロッパ、アジア、北米にて多数の展覧会に参加。日本では、2010年横浜赤レンガで開催された展覧会「横浜フランスビデオコレクション2010−−他者の視点」や、新宿Geikouでのグループ展「We don’t have to take our clothes off」に参加しています。2017年、KEN NAKAHASHIにて日本初個展「Blonde Venus」を開催しました。

book

  • 「Photomaton - 20 years of Photomaton's series」SOME/THINGS S/TUDIO、2014年


エリック・スワーズ

エリック・スワーズは、ブルグ・ギービヒュンシュタイン美術デザイン学校にて、プロクシュテースに師事し、2016年にディプロマ課程を修了。2013年から14年にかけて東京芸術大学にてO JUNにも学んだ気鋭作家です。

これまで、新ライプツィヒ派の超現実主義的絵画や、キリコなどの形而上絵画を彷彿とさせる、幾何学的なランドスケープを鮮明な色彩で画面いっぱいに描いていたスワーズ。プロクシュテースとの師弟関係の中で制作を続ける過程で、近年では水墨画を彷彿とするようなミニマルな要素が特徴となってきました。ジェッソと不透明水彩グワッシュを何層にも重ねて作り出された素地に、濃紺の薄い油絵の具で敢えて塗り重ねず、筆を運ぶときの勢いの強弱や、かすれを活かした渇筆の線で作り出されるスワーズの作品は一瞬の絵画とも言えます。古典絵画が印刷されたカタログ、インターネット上のイメージなどを創造の源に、あえてはっきりとした正面性をつくらず、様々な方向に視点を導く広がりを持ったイメージを描き出しています。

2017年ライプツィヒGalerie Kleindienstでのグループ展、2016年ライプツィヒSpinnerei Archiv massivでの個展、2013年JIKKAギャラリーでの個展、またKEN NAKAHASHIでは2017年アートフェア東京でのソロプロジェクトの他、これまでに2014年・15年・17年と3度の個展を開催しています。

高島空太

BIO

1988年山梨県生まれ。2011年山梨大学芸術運営コース卒業。現在、東京在住。

2012年Canon写真新世紀にて佳作入賞、また2016年には同賞で優秀賞(さわひらき選)を受賞しました。 清里フォトアートミュージアムでは2014年と2016年の過去2回「ヤングポートフォリオ」を受賞し作品が収蔵されています。

book

  • 「Zawatsuki」matchbaco 発行、2014年


Press

松下まり子

BIO

1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学油画専攻卒業。東京在住。

当ギャラリーではこれまでに、2015年10月「MARIKO」、2016年10月「イド」と過去2度の個展を開催。

人間の「性」と「死」をモチーフに肉感的なタッチと独自の色彩感覚で絵画を主に制作。2016年、現代芸術振興財団が主催する第2回CAFAA賞で最優秀賞を受賞。


Residence

  • 2017年7月~9月: 英・デルフィナ財団(ロンドン)


BOOK

  • "MARIKO" matchbaco発行、2015年


COLLABORATION

  • pays des fees、2017年
  • あちゃちゅむ、2017年


PREss

  • 「美術の窓」2月号(日本)、2017年
  • 「ART iT」(日本)、2016年
  • 「美術手帖」12月号(日本)、2016年
  • 「CINRA.NET」(日本)、2016年
  • 「東京DANDY」(日本)、2015年
  • 「PURPLE DIARY」(仏)、2015年
  • 「THE FASHION POST」(日本)、2015年
  • 「bombmagazine」(米)、2014年
  • 「イラストレーションファイル2014」(日本)、2014年
  • 「+DESIGNING」(日本)、2013年

大垣美穂子

bio

1973年富山県生まれ。1995年愛知県立芸術大学美術学部油画学科卒業。2004年 ドイツ国立デュッセルドルフ・クンストアカデミーを卒業。立体、インスタレーション、ドローイングなどで、 「生」や「死」をテーマに国内外で作品を発表しています。

無数の穴があけられ、銀河のような光を放つ年老いた人物をかたどった立体《Milky Way》シリーズ、メルセデス・ベンツを解体し無数のビーズで装飾し、 かつて日本で多用されていた宮型霊柩車に仕立てたものの内部に鑑賞者が「死体」として身を横たえる《before the beginning – after the end》といった作品、 また自身の身体をモチーフに「生きていることの実感」と「死を思うこと(メメントモリ)」の確認作業とも言える、 無数の点が画面を覆い尽くすように描かれたドローイング《Star Tale》シリーズなど、死や老いといった概念をダイナミックかつ壮麗に表現してます。

book

  • 「大垣美穂子 WHO」発行・編集・デザイン 杉原州志、2013年

任航(レン・ハン)

任航は1987年中国・吉林省長春市生まれ。現在は北京を拠点に活動を行っています。「性」がタブーとされる中国で、友人をモデルにヌードを中心に撮り続ける中国を代表する若手現代写真家です。彫刻のようにポーズをとる男女のヌードを、目の覚めるような色彩感覚と詩的な叙情性で表現します。

これまでに北京、パリ、ニューヨーク、東京など世界各国の主要都市で展覧会を開催し、パリフォトやフォトバーゼルなど数々の国際的アートフェアに出展。2010年にはイタリアTERNA現代芸術賞に入賞。2011年、自費出版による写真集「REN HANG 2009-2011」と「ROOM」を発表し、以降多数の写真集を刊行。

また作品は、ロシアのマルチメディア美術館、中国の中央美術学院美術館、アメリカのカンザス州立大学美術館、中国の三影堂撮影芸術中心、オーストラリアのホワイトラビット中国現代アートコレクション等にパブリックコレクションとして収蔵されています。

book

  • 2016, ATHENS LOVE 雅典的爱, Session press, USA
  • 2016, 二月 FEBRUARY, Self-Published,China
  • 2016, 一月 JANUARY, Self-Published, China
  • 2015, 海鲜派对 Seafood Party, Self-Published, China
  • 2015, 上海游客 Shanghai Visitors, Self-Published, China
  • 2015, NEW LOVE 新欢, Session press, USA
  • 2015, 野生, Die Nacht, Germany
  • 2015, FOOD ISSUE, Same studio, China
  • 2014, PHYSICAL BORDERLINE, ThreeShadows +3 Gallery, China
  • 2013, THE BRIGHTEST LIGHT RUNS TOO FAST, Editions Bessard, France
  • 2013, SON AND BITCH, Neurasthenia, Taiwan
  • 2013, Republic, Éditions du LIC, Norway
  • 2013, MY DEPRESSION, Self-Published, China
  • 2012, NUDE, Self-Published, China 
  • 2011, ROOM, Self-Published, China 
  • 2011, REN HANG 2009-2011, Self-Published, China
  • 2013, Poem Collection of Renhang, Neurasthenia, Taiwan

サブリナ・ホーラク

日本とオーストリアの狭間で生まれ育ったサブリナ・ホーラクは、都市社会が創り出した人工楽園「パラダイス」とそこに存在する人々との関係性を題材に、シンメトリックで曼荼羅のような半立体的絵画を制作しています。

人物の腕や脚などが解体されたパーツを組み合わせて新たにイメージした形状を板から糸のこぎりで丹念に切り抜き、発光するような色彩で人々を描き出した作品は、まるで浮遊する臓器を連想させます。

1983年オーストラリア・ウィーン生まれ。現在、東京在住。2007年ウィーン美術アカデミー絵画専攻卒業。2014-現在 東京藝術大学美術研究科油絵専攻 博士課程。

井原信次

Bio

1987年福岡県生まれ。2012年 東京芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画技法・材料研究室修了。現在、広島に在住し制作活動を行なっています。

主な個展に旧matchbacoにて開催した「RENDEZVOUS」(2015年12月)や、「博多祇園山笠男絵図」(2016年7月~8月)が記憶に新しいところです。 これらの作品は広島市立大学芸術資料館やルチアーノ・ベネトンコレクションなどに収蔵されています。

親しい友人や愛する人、また他者との関係性の中に存在する自己をやさしく見つめ、主に男性像を描いた作品を制作する井原信次。

その作品には鑑賞者の胸に食い入り、孤独で深遠なる世界を紡ぎ出し、人間の内面で蠢く何かに向き合わせる魅力があります。作家の故郷である福岡の祭 「博多祇園山笠」を題材にした《MATSURI》シリーズの他、自画像や身近な存在を描いた《LIFE》シリーズ、また画家諏訪敦をモデルに描いた新シリーズ《S》 を発表してきています。

book

  • 「RENDEZVOUS」matchbaco発行、2015年


海老原靖

bio

1976年茨城県生まれ。2001年東京芸術大学大学院修士課程修了。

絡み合う髪の毛を描いた《LUST》シリーズ、華やかなドレスを描いた《dress》シリーズ、映画のワンシーンを切り取った《NOISE》シリーズ、90年代に爆発的人気を得たマコーレー・カルキンを消費された子役の象徴的な存在として描いている《マコーレー・カルキン》シリーズなど、消費され消えゆく映画の細部をモチーフに、人々の記憶からも時間とともに消えていってしまうものについて探求している。繊細な筆のタッチで何層にも重ねられた油絵にとどまらず立体、写真、パフォーマンスなど様々な形で消えゆこうとするものを美術の場に蘇らせています。

book

  • 「tarot」KEN NAKAHASHI発行、2017年
  • 「if...」matchbaco発行、2014年

merchandise

  • 「Tarot CULKIN」私家版 タロット・カード、2017年

井田幸昌

1990年鳥取県生まれ。2016年東京芸術大学美術学部油絵専攻卒業。2016年、VOCA展2016に出展、また現代芸術振興財団が主催する第3回CAF賞で名和晃平賞を受賞。

同年9月から10月の2ヶ月間、ニューヨークで滞在制作を行なった後、2016年12月にKEN NAKAHASHIで改称後初となる個展「Star Child」を開催しました。現在、東京を拠点に活動を行なっています。

一期一会をテーマに、身近な人物や自己の心象風景をその日のうちに描く《The end of today》シリーズを始め、人間の存在を投影した豚や馬など、具象と抽象の狭間で対象そのものの存在に肉薄する絵画を中心とした作品を発表してる。