Exhibitions

 

エリック・スワーズ: アディトン

2014年5月31日(土)ー7月26日(土)


1988年、東ドイツに生まれる。

エンジニアで未だ結婚していないという両親のもとライプツィヒで育つ。

生まれ故郷の小さな田舎町へ両親とともに戻ることとなり、創造的表現世界への第一歩となるグラフィティアートに出会う。 しばらくすると、より多面的な表現方法を求めるようになり、ネオ・ラオホの出身校でドイツでも有 数の名門美術学校であるライプツィヒ・ビジュアルアーツ学校(ヨッヘン・プロクシュテース研究室) へ入学し、プロクシュテース氏から多くの影響を受けることとなる。

現在、エリック・スワーズはブルグ・ギービヒィンシュタイン美術デザイン大学(ハレ)にて在学中。

2013年9月から2014年2月の間に、東京藝術大学油絵科(O JUN 研究室)にて留学も行った。

スワーズは、権威や繁栄、脅威など、またそれに相反する退廃、失敗、非難などの概念に向き合う社会的テーマ性を込めた作品を制作している。

彼の描く作品は鑑賞者に問いを投げかける。

ドアは閉められ、鍵は隠され或は壊されている。

古臭さの典型にとらわれ、訝しくなってしまった美学に向き合いながら。

エリック・スワーズはペインターである—彼は、物語ではなく思想を描いてる。


7月19日(土)19:00から、作家も在廊し、レセプションパーティーを行います。